セーリのときもケーケツの他にジャムとか小さい肉片が出てくるけど、なんか気持ち悪くなるだけでさ。 でっかいカタマリのお肉を産むのがこんなに気持ちいいなんて、ふう。 オレ、女の子に生まれてホント良かったぜ。
ところでさ、このお肉ってなんか急にオレのお腹の中にできちゃったんだけど、どこから来たんだろ。 よく分かんねえけど、まっ、いいか。 でも、こんなに気持ちよくなるんだったら、オレ、これからもどんどんお肉産んでもいいよ。
(実は、先月の生理のあと、さくらちゃんのお菓子にこっそり眠剤を仕込み、ほんの ちょっとだけハメてみたんですが、ちゃんと着床したみたいですね。良かった良かった)
ところで、おじさん、このお肉どうすんの?なんかいい匂いがするんだけど。お姉ちゃんのお肉の匂いとはちょっと違うけど。ああそうか、これがオレの 女の子の匂いなんだね。
ホントに美味しそうなんだよ、じゅるり。 えっ、これ食べちゃうの? ははは、オレ、お肉は大好きだけど、ふーん、 食べちゃうんだね、そっかあ。
料理の方法は、鍋と焼き肉と刺身だって? うーん、家じゃお姉ちゃんのお肉、焼き肉で食べ飽きてるもんなあ。
あっ、おじさん、このお肉よく見ると赤身に白い脂肪が斜めに入ってるよ。こういうのって霜降り肉っていうんだろ。そうだ、すき焼きにしようぜ。「小4の月経すき焼き」つーの? あはは、旨そうじゃん。 小4のオレのお肉で作ったすき焼き食べるなんて、なんかすげえカッコいいよ。
へへへ、こんなに気持ちよく産まれたオレのお肉、どんな味なんだろ、すげえ楽しみだよ。 よーし、オレ、もっともっとたくさんお肉産むからさ、おじさん、お洋服いろいろ買ってよね。 買ってほしいお洋服いっぱいあるんだ!
で、でも、悲しくなんかないのにどうして涙が出てくるのかな、ううう。 オレ、なんで泣いてるんだろ、なんかやだよう。
